アイカ木製玄関ドア再塗装工事の例 |
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遠くからでは分かりにくいですが、近くに寄ってみると。。。 |
この塗り方は?ペンキ塗り?のような・・木目が見えません。 |
「取り合えず何かの塗料を塗った」って感じです |
何の塗料かわかりませんが、 何層も塗り重ねられています |
鍵を外さずに施工すると、この様な問題になります。 後で鍵の大きさから出た差を埋めるのも一苦労。 (跡が分かりやすい様に赤い線を付けました。) |
数年経つと、塗膜の表面から劣化が始まります。 が、画像からは色ムラが見受けられます。 前回の塗り替え時に旧塗膜を落とさずに、上から塗装したようです。 |
雨や紫外線でドアの小口(ドアの厚み部)も影響を受けます。 |
取り合えず何か塗られていますが、ここも色ムラになっています。 |
ここまで既存の施工がどのような状態だったのか見て頂きました。 普段はあまり細かく搭載しませんが、今回、木製ドアの塗装にしては残念な状態だったので、ご参考までに敢えてご覧いただきました。 上記の画像からも分かるように、前回の施工者は既存の塗料を落とさずに、傷んだ塗膜の上にそのまま何かの塗料を重ね塗りして仕上げたようです。 塗膜に塗膜を重ねて塗れば、色も益々濃くなり、木目も更に隠れてしまいます。 せっかくの木製ドアも木目が無くなってしまっては木製かどうか分からなくなってしまいます。 塗装は下地が命です。 旧塗膜を落とす作業は非常に大変です。 近年では、様々な塗料も開発され、耐久的向上を目指す目的も加わっているため、落とす作業が益々困難な作業になりつつあります。 が!! 弊社の施工方法は、「旧塗膜を完全に落とす作業」を基準に、徹底して綺麗な「下地作り」から再塗装を行っています。 劣化した塗膜の上には、何を塗っても長くは持ちません! 他業者さんから「旧塗膜はどうやって落とすんですか?」などの質問を多数いただきます。 偉そうに聞こえるかもしれませんが、落とし方も分からない業者さんは、経験がないことは明らかです。 そのような方にはこの作業に携わって欲しくないのが本音です。 後にお客様を困らせ、トラブルを招く原因になります。 木製玄関ドアの施工には・・ ドアの環境認識、 木製の性質、 旧塗膜の判断 見合った塗料、 数々の経験(失敗ももちろん含みます) 上記内容を熟知している必要があります。 あとは、根気と体力でしょうか(笑) インターネットの普及した情報過多の近年、業者さんを見分けるのは一般の方々には至難の業です。 業者選びにはくれぐれもご注意下さい。 |
まる一日かけて二人の職人で、養生の後に表面の塗料を落としてここまで来ました。 |
しかしなから、まだまだ下地が粗く、既存の塗料もまだまだ落としきれてない状態です。 残った塗料の上には何を塗っても全く意味がないので、ここからもまだまだ落とす作業が続きます。 |
鍵を外さずに(養生で済ます)施工すると、この部分は旧塗膜のままです。 正直、施工の度にいちいち取ったり付けたりは面倒な作業ですが。。 面倒な作業を怠ると、この部分だけ形が残ってしまい、後に鍵を交換した際に見た目かっこ悪い状態になってしまう場合があります。 塗装職人は「カギ職人」ではないので、カギの知識はありません。 (餅屋は餅屋という言葉がありますが、専門でなければ知識がないのは自然な事です) ですが、完璧を求める職人のこだわりとして、 朝外して、夕方戻す 作業を時間と手間を惜しまず行います。 |
前日まる1日かけて行った塗料落としが完璧ではないので、翌日、今度は朝から 手ペーパーで隅々までペーパー掛けです。 (時々 木の ‘ささくれ’がブスっと手に刺さることも・・^^;) かけたところとそうでないところ・・その差は一目両全です! |
こんなに綺麗になり、すっかり無垢の状態になりました。 手ペーパーの作業なので、職人にとっては重労働ですが、お陰でサンダーの跡もないのがお分かり頂けます。 |
この下地の出来は、自信を持って「どうですか!」と、堂々とお見せできます。 |
鍵穴の場所も廻りとどこまで一体化できるかがポイントです。 |
施工の際は、現地にて施工するため、お客様には全ての作業をご覧いただけます。 施工をご依頼頂いたお客様には、弊社の作業が嘘も偽りもないことがお分かりいただけると思います。 なので、敢えてホームページでは作業の手の内はお見せしていません。 やたらな人が、見よう見真似でこの仕事に手を出さないため、非公開にしています。 できないのに「できる」と言う業者を減らすためです。 「価格はいくら?」とのお問い合わせも頻繁にいただきますが、お電話では価格のお返事はできません。 ドアもそれぞれかかる手間が違います。 ・ドアの環境認識、 ・木製の性質、 ・旧塗膜の判断 ・見合った塗料、 ・数々の経験(失敗ももちろん含みます) 上記内容を考慮して施工するため、実情を見てみないことにはお値段は出せませんのでご了承下さい。 しかし、お客様情報を元に、「概算お見積り」を賜っております。 詳しくは弊社「お問い合わせ」ページをご覧下さい。 |
ここからは再塗装工事です。 途中経過は全て飛ばします(企業秘密です) |
3日か間かけて 、仕上がりは以下の通りです |
完成しました! 仕上がった段階で夕方の遅い時間でした(特に冬場は早くに暗くなります)外は真っ暗です。 全ての工事で現場で仕上がりの写真を撮ります。 しかし作業ライト等を使うため、一部だけ光ったり、画像の露出が変わる場合があります。 実情が上手くお見せできないのが残念ですが、お客様にも喜んで頂き、後にご丁寧にお礼のメールを頂きました。 お客様から届いたメール: 前略ごめん下さいませ。 先日、お世話になりました★★★と申します。 玄関ドアを塗装して頂いてから、数日がたちました。 とても美しく、そして、素敵な仕上がりに 嬉しい気持ちでいっぱいです。 導利さまとスタッフのみなさまの、仕事に対する姿勢が素晴らしいと思いました。 玄関ドアに、導利さまの職人としての熱意がこもっているので、輝いています。 新しい命が吹き込まれたドアは、 とても喜んでいるように見えます。 実は、新しいドアのカタログを見て、 1度注文したのですが、なんとなく嫌で、キャンセルしたのです。 キャンセルしてよかったと思っています。 素敵な玄関ドア、大切に使わせて頂きます 本当にありがとうございました。 新型コロナウイルス第3波の中、 お仕事はなかなか大変と存じますが、 どうぞ、お身体ご自愛下さいますように。 ・・・・・・・ こちらこそ、お役にたてて嬉しいです。 弊社を信じてご依頼頂きありがとうございました また何かございましたら、お気軽にお声がけください。 |
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