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木製玄関ドア塗装

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〒177-0033 東京都練馬区高野台5-11-8

木製玄関ドアの塗装 世田谷

世田谷区から木製玄関ドアの塗装のご依頼を頂きました

木製玄関ドアの再塗装工事の施工例をご紹介します。
今回は世田谷区のお客様からメールにてお問い合わせを頂きました。

「我が家のドアを奇麗に、また長持ちする様な塗装をしてもらいたいと思い、色々と検索した中、東京ホームペイントさんにたどり着き、この会社なら間違いないとご連絡しました。」

やはり一般のお客様もできない業者に騙されない様にと色々お勉強されているところを見ると、「ホームページの内容をちゃんと読んでくださって、弊社の日々の努力は無駄ではないのだろうな」と、今後も前向きに頑張ろうと思いました。

なぜならこの様な仕事は奥が深く、パッとの見た目では分からないところが多々あります。
又、近年 他業者(なんちゃって業者)が多くなってしまい、見よう見真似で 家具塗装等木製玄関ドア塗装に手を出してしまうようです。
手を出して、しっかりと責任を持って最後までやってくれたらいいのですが、手に負えなくなると、はぐらかしたり、逃げ回ったり、知識がないまま適当に誤魔化したり、失敗してしまった工事を更にややこしくしてしまうケースが圧倒的に多いです。
そうなると、その後の直しを頼まれた業者としては、正直「触りたくない!!」のが本音です。
今まであらゆるページ(HPでもブログでも、埼玉の作業所HP)で申し上げてきた通り、他人の失敗を進んでやり直したい業者はいないと思います。
経験からすると、一度失敗して悪くしてしまうと、手に負えなくなるのが8割以上です。
そのリスクを承知の上でしたら、どこに依頼しようとお客様の自由です。

「木製の玄関ドアの塗装はただ単に「塗るだけ」の作業ではございません!」

おそらく、一般のお客様のご想像どころか、一般の塗装業者さんにも想像がつかないことをやっていると自負しています。



今回ご依頼のお客様は、失敗しないように、嫌な思いをしないように と、色々とお調べになって、弊社のホームページにたどり着いたと仰って下さいました。
我々職人もしっかりとお応えしなければなりません。
お打ち合わせの日時を決め、工事の詳細説明を兼ねて現場調査に伺いました。

 木製玄関ドア塗装 世田谷区
 木製玄関ドア塗装世田谷1
 @@; ドア本体はシンプルですが、その他の装飾が見るからに難しそうな作りです
格子の四角い中まで既存の塗料を落とさなければ 再塗装する意味がありません
 木製玄関ドア塗装世田谷2
 やはり、比較的下の方が先に傷んでしまうのが一般的です。
 木製玄関ドア塗装世田谷3
 木製玄関ドア塗装世田谷4
 木製玄関ドア塗装世田谷5
 玄関ドアの設置場所は階段を上がった段上です。
他業者に手を付けられていない。
お客様の日頃のメンテナンスにも問題がなかった。
と言う点でホッとしました。
ありがちな話ですが、お客様ご自信での不適切なメンテナンスにより、再塗装が難しくなるケースが多々あります。
そうなると職人が大変な思いをする事と、中途半端な塗装業者と同じく、後の耐久性と、仕上がりに不利になるばあいがあります。
驚かれるかもしれませんが、メンテナンスは、「何もしない」方が再塗装時にはありがたいです。
 木製玄関ドア塗装世田谷6
 スペースが限られていることと、格子の作りが複雑なため、現地での再塗装は何日かかることやら!?
お客様のお出入りの件もありますし、弊社工場に持ち帰ってじっくり時間をかけて作業することで了解を頂きました。
仕上がりをご覧いただければ分かると思いますが、現場作業でも手を抜くことはありません。しかし、現場では作業時間が限られるので、乾燥作業にものんびりできず気を抜けません。
持ち帰り作業の良いところは、心置きなく職人の納得がいくまで手を掛けられるところです。
「細かい格子の細部まで塗料を落として、じっくり再塗装して仕上げます」とご説明しました。

日頃からお世話になっている大工さんに、各格子のサイズ別に(欄間も含め全5枚)「仮板」を合わせて切ってもらいました。
床を養生、5か所の格子を外し、それぞれの箇所に防犯上問題のないように仮板を設置しました。
 木製玄関ドア塗装世田谷7
 木製玄関ドア塗装世田谷8
 格子5枚は弊社工場に持ち帰り、工場内で格子の面を一カ所一カ所丁寧に落としました。
 木製玄関ドア塗装世田谷9
 格子は細部に丁寧に面取りされているので、力任せではなく、本当に丁寧に、丁寧に落とす必要があり、気が遠くなる作業でした @@;(苦笑)
 木製玄関ドア塗装世田谷10
 格子の反対面はガラスとの密着面です。直接外気に触れる面ではないので、完全には落としませんが、できるだけ表面の汚れを落とし、既存の両面テープを剥がし、表面のコーティングを軽く研磨します。
 木製玄関ドア塗装世田谷11
 努力の結果がこのような↑奇麗な無垢材です!
 木製玄関ドア塗装世田谷12
 言うまでもありませんが、木製玄関ドアの塗装作業は家具塗装そのものであり、家具塗装の中でも外気に触れるため、最も難しい分野です。

「よし、自分もやって見よう!」と勘違いしないようご忠告します。
45年間この仕事をして、数えられない程の人の失敗を見てきました。
知識も経験もないのに手を付けてしまうと、もう二度と元に戻せないケースが多々あります。
 木製玄関ドア塗装世田谷13
 細部に渡り、丁寧に塗装されているのがお分かりいただけるでしょうか。
 木製玄関ドア塗装世田谷14
 格子を全て完成させるまでに10日間かかりました。(更に乾燥期間に5日間)
乾燥後、養生して、お客様のところにお届けしました。
玄関ドア本体とドア枠の塗装は、現地にて通常通り、お客様のご協力の元で施工させて頂きました。
開始から完成まで、かれこれ1ヶ月半程度かかりましたが、頑張って手を掛けただけあって、立派な仕上がりになりました。v(^o^)v
 木製玄関ドア塗装世田谷15
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 木製玄関ドア塗装世田谷17
 ↑上の画像は玄関ドア内側の画像です。
↓下の画像は同じドアの外側の画像です。
これだけ変われば、どなたが見ても違いがお分かり頂けるのではないでしょうか。
ただ単なる塗装工事(塗るだけ)と言うわけではありません。
施工する職人として言える事ですが、
骨折りの作業であり、最初から最後までマックスレベルに神経使います。
妥協は許せない主義なので、自業自得とも言えますが・・(苦笑)
 木製玄関ドア塗装世田谷18
 木製玄関ドア塗装世田谷19
 ドアの完成画像です。
玄関ドアの塗装が終わってからまだ本乾き(完全乾燥)ではないため、数日間においてから、お預かりしていた格子を戻しに伺いました。
「これは、技術と言うより芸術ですね!本当に素晴らしい!」
と何度も褒めて頂き、喜んで頂きました。そして、
「本当に私が想像していたより、何倍も綺麗にして頂きありがとございました。大事にします!」と熱いお言葉を頂きました。

こちらこそ、長い期間お待たせし、工事中も色々とご不便をお掛けしました。
お客様のご協力があってこそ、私達職人も自分の技を発揮できます!
ありがとうございました!


最後までお読み頂きありがとうございます。

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