再塗装不可能なドアの参考例 |
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コチラのドア👆の場合、この一枚画像を見ただけでは、素人だけでなく、塗装のプロでも「再塗装が可能かどうか」の判断はできません。 従って、近くまでよって頂いて30cm未満の距離で詳細を我々職人に見せて頂きたい↓ |
コチラの画像を見ると、迷わず「再塗装不可」と判断できます。 ですが、お客様は中々受け入れられず、お電話で2時間説明した結果、ようやくご理解頂きました。 「我が家が新築で一年なので、木製のドアです」と。。。 理由としてアルミ素材の下地の上にビニールシート貼りなので、温度差で膨らんでいるためです。 この事情をお客様にご説明しましたが、「我が家は新築で、立てられてまだ一年、このドアも木製だから塗装できるでしょう!」 何だか我々塗装職人が悪い様なやり取り!! と、なかなかご理解頂けず、この様なやり取りで疲れてしまいました(;^_^A これは100の中の1例だけです。 |
わかりやすくする為、ネットからダウンロードしたこちらの画像もお見せします。 (上記画像の施工人と弊社との接点は一切ありません。) 上記のように木製ドア木目調シートを貼ってしまい、 「2週間たたないうちに剥がれた」と弊社に助けを求めて来たお客様がいらっしゃいました。(コチラの画像とは別なお話です) (高いお勉強代を払ってしまいました) シートは、室内の既製品に貼っても長くは持たないのに、外部環境ならなおさらです。 (反ってしまったり、暑さで直ぐに剥がれて来るなど) |
別な例、近年よく見かけるドアのタイプ↓ |
アルミ製ドア枠、かぶせドア等々のドア枠の画像の例です |
ドアのタイプとその枠をわかりやすくするため、メーカーの記事から抜粋してきました。 上記の枠画像を見て頂くとわかります。 アルミの薄い素材の上に木目のビニールシートが貼ってあり、木目調の仕上がりになっています。 メーカー も様々ですので、作り方も様々あります。 数年間の一時的には良いですが、アルミも太陽の熱を受けると、高温になります夏場はその熱で手が軽いやけどするぐらい熱くなります。 ビニールシートもこのような素材ですから、剥がれてしまうと何もできません。又、アルミの素材も錆ます。(主に中側から) どちらにしても、「アルミドアも永遠のものではない」ということです。 アルミドアが悪いというわけではありませんが、 木の温もり、再塗装可能な利便性、そこから得られる美しい仕上がり、見た目の高級感は、木製のドアからしか得られません。 近年では、木製の玄関ドアはもう作られていない為、今あるドアを大事にして下さい。 木製ドアの再塗装は、相場もご存じない、面倒でお勉強する気もない方に申し上げます。 業者探しの経験もないお客様には、少し高目に見えるかも知れませんが、扱い方次第では「一生もの」になるのが木製玄関ドアなのです。 メンテナンスとして、玄関ドアの上に 良からぬ塗料、油、ワックス、オイル系塗料等々を塗る事も、ドアの今後の再塗装不可能な確率を非常に高くしてしまいます。 近年、ネットで様々な情報が紹介されていますが、いい記事もある半面、余計な(素人同様な施工人の自慢記事も数多くあります)。 プロが読んでみると良くも自分の無知をさらしてる なぁと思います。 素人判断で決断を下すよりも、プロに意見を聞く方が、近道であるということも選択肢としてお考え頂ければ幸いです。 |
この様なドアも再塗装不可能です |
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上記ドアは、有名なドアメーカ―ですが、コチラのタイプも塗装不可能です。 コチラのメーカーの名前を出しませんが、5年間に渡りコチラの様なドアを平気に外に取り付けてしまいました。。@@ 有名メーカーが作った玄関ドアですが、私的に一言で言えば、素材的に外で使うべきドアではないです! この様な玄関ドア再塗装のご依頼を長い年月お断りしました。(お客様の為です) |
上の画像をご覧ください。 木製の玄関ドアには少しだけ 似いているのですが、木製ドアとは異なります。 また素人様にはわからないので、こちらの玄関ドアを業者のオススメで購入してから数年経たない内、この様な形になってしまいます。 業者が使う言葉として、木製の玄関ドア!! 木製品の取り扱い経験が長い職人から見ると、なんちゃって木製!! 無垢材なら傷んでも、再塗装可能ですが、コチラのドアは取り換え以外方法ありません。 |
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