室内建具の塗装により圧迫間がなくなります

室内建具、収納塗装

室内建具、収納と全ての枠を白にしました

戸建て住宅のお客様からお電話頂きました。
「ネットで御社の施工例を見ました。全てのドア、枠、収納扉を白くしてもらいたいです」
お電話で送って頂きたい必要事項と、その注意点をご説明しました。
後日、職人目線の数々の画像と、ご丁寧に各ドアの詳細画像を送って頂きました。
こういった内装工事において、なかなか一度で職人目線で画像をお送り頂くことはないので、今回のお客様にはビックリしました。（ありがとうございました）
お送り頂いた情報を元に概算お見積りを出させて頂き、お客様からも「この価格でしたら是非工事を進めたい」とご納得を頂き、後日契約と工事の更に細かいご説明に伺いました。
今回は壁紙も交換予定で、「壁紙交換と塗装、どちらの工事を先にやった方がいいのか」をご質問されました。
基本的には塗装が先です。
先に壁紙を張り替えてしまうと、せっかく貼った新しい壁紙の上に養生しなければならず、養生テープの密着も悪く、すぐに剥がれてしまったりします。
又、どうにか密着を良くしてもしても、剥がす際は、交換して日の浅い壁紙が剥がれ易かったりする場合があります。

更に、新しい壁紙に汚れやホコリが付かないように（塗装のミストもそうです）全ての壁紙を養生するのに、かかる時間と手間がコストとなり、工事金額が上がってしまうことがあるので注意が必要です。
残念なことに、建築業界では、仲の良い仲間業者でないかぎり、基本的には次の業者の事を考えず、「自分の作業が進めばいい」との考えで工事を進める職人が9割です。
余計なコストを抑え、スムーズな工事順序として考えた場合、壁紙屋さんや床職人より塗装が先です（これは基本中の基本）
以上を踏まえ、お客様もご理解頂き、塗装にかかる日程を打ち合わせし、塗装完了後3日以降に壁紙の業者さん予定を入れました。

戸建ての１階から３階まで全ての建具、建具枠、収納、窓を塗装しました




寝室
別な寝室
リビングドアと小枠
リビング出入口
お風呂のドア枠
塗装工事の後に壁紙屋さんが入る場合の補足です。既存の壁紙を剥がすのは塗装やさんの仕事ではありません。塗装工事が綺麗に完了して、壁紙屋さんが入り、古い壁紙を剥がす際に、上手く剥がれず、せっかくの塗装面にキズが付いてしまう場合もあります。日程面で融通の利く壁紙屋さんであれば・・壁紙屋さんの壁紙剥がし→塗装工事→壁紙貼りの日程で進めるのが一番望ましいのでご参考に・・。（一般の方はこの様な細かいことはご存じないと思いますので補足しました。）
塗装完成までの技術詳細は企業秘密となりますが・・工事完了の画像を以下でご覧いただけます。
洗面所と風呂の枠、窓枠です。新品同様になりました

隣同士の寝室の建具塗装完了直後の画像
リビングのドアと枠
寝室のドア、収納ドア
窓枠、ドア枠、手摺枠

玄関収納、（下駄箱・上収納）
下駄箱の正面
窓枠の一部
窓枠の一部をクローズアップ（比較参考に）「塗装したとは思えない！」と、お客様から高評価頂いています

塗装作業でこんなに空間の雰囲気が変わります。梅雨時期だったので、工事期間も毎日雨が降っていて、施工環境が暗めでしたが塗装前と塗装完了後の画像で空間がどれぐらい明るくなるかがわかります。お客様も、作業前後の色合いの違いに大喜びでした。「東京ホームペイントさんに任せてよがった❣」と大満足頂きました。